【私らしい仕事発見プロジェクト 2021年度活動報告】

更新日:2月20日

 みなさん、こんにちは!キッズブーケプロジェクト学生運営スタッフの安部遥です。私は、2021年6月から、インターンとして、私らしい仕事発見プロジェクトを運営しています。今回は、プロジェクトの紹介とともに、2021年度の活動報告をさせていただきます。


<概要>

 このプロジェクトの対象は、港区の特別支援学級の障害のある生徒の方々です。生徒の方々に、港区周辺の企業の方とコミュニケーションを取り、最終的には就労体験をしていただきます。

 プロジェクトの目的は、生徒の皆様の職業選択の幅を広げることです。実際に働く体験を通して、自分に合った仕事を見つけてもらいたいと思っています。そして、就労ビジョンを少しでも明確にしてもらい、将来、性格に合わないという理由で離職する可能性を減らすことがゴールです。中学生のときに、様々な職業の存在を知り、選択の機会をつくることを目的としています。また、企業や地域の方々と障害者にとって個性を活かせる自分らしい働き方について考え、地域で障害のある若者が安心して働ける環境の実現を目指します。

 私は、キッズブーケプロジェクトの活動を通して、障害や、病気のある子どもたちは、イベントに参加しにくかったり、障害を持ちながら活躍している大人に出会う機会が少なかったりと、自分の夢を見つけるチャンスが少ないことを知りました。そこから、障害のある若者が、沢山の仕事があることを知ったり、自分に合った仕事に出会ったりして、自由に夢を見つけるきっかけをつくりたいと考えました。また、私は以前、障害のある方から実際に就活の経験を伺い、障害者の就労はまだまだ困難があるというお話を聞いたことをきっかけに、私自身、将来、障害者の就労支援に関わるような仕事がしたいと考えていました。このような流れで、私らしい仕事発見プロジェクトが誕生しました。


<活動内容>

 今年度は、港南中学校特別支援学級の生徒の方々を対象にプロジェクトを実施しました。活動内容は、大きく次の3つです。

①障害者の就労支援に関するヒアリング

②保護者の方々への講演会の開催

③「US Japan Wevinar 5」での成果報告

新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、企業を訪問して職業体験をしていただくことはできませんでしたが、来年度の実現に向けて動いて参ります。また、プロジェクトパートナーとして、株式会社丹青ヒューマネット様、株式会社アレナトーレ 高田 敏志様にご協力いただいております。


①障害者の就労支援に関するヒアリング

 障害のある若者が将来自分らしく働くために、当プロジェクトで何ができるのかを探るため、障害者雇用に携わる方や、障害者の就労支援を行う方に、インタビューをお願いしています。現在までに、下記10団体様(インタビュー実施順)にご協力いただきました。


マクロミル株式会社 

一般社団法人アプローズ

東京大学先端科学技術センター

京都大学業務支援室

京都大学バリアフリー支援室

東電ハミングワーク株式会社

港特別支援学校

世田谷区障害福祉部

NTTクラルティ株式会社


②保護者の方々への講演会

 11月11日、港南中学校特別支援学級生徒の保護者の方々を対象に、オンライン講演会を開催しました。京都大学業務支援室 濵野 康子様と、株式会社マクロミル 鈴木 雄大様をお招きして、障害のある若者の就労に大事なことや、障害のある学生が、将来、自分らしく働くために、家庭でできること、障害のあるお子さんへの接し方で重要なことなどをお話いただきました。




③「US Japan Wevinar 5」での成果報告

 当プロジェクトは、2021年7月~12月の半年間、「在日米国大使館の資金援助による障害のある若者の雇用に関する日米企業リーダー育成研修・助成金プログラム」にご支援いただいておりました。その成果報告を、12月10日に開催された「US Japan Wevinar 5」で行いました。ウェビナーでは、これまでのヒアリングで見えてきた「障害のある人が将来自分らしく働くために、学生時代に身につけておくと良い3つの習慣」についてお話ししました。


--障害のある人が将来自分らしく働くために、学生時代に身につけておくと良い3つの習慣--

1.自分の身の回りのことは自分でする習慣

 家事や、身だしなみの点検、体調管理まで、学生のうちに生活をコントロールできるようにしておくことは、将来の生活の基盤となり、自立につながります。

2.失敗を恐れず挑戦する習慣

 いろいろな経験をすることは自己理解につながり、多くの人に関わるほど自分の視野が広がります。一方で、失敗から学ぶことも重要です。家族や先生が、間違いをきつく叱ったり、失敗を防いだりすることは、障害のある若者の成長に繋がりません。失敗をしても良いということを伝え、失敗をしても新たなことにチャレンジできる環境をつくることが求められます。

3.どうしたらできるのかを考える習慣

 障害があるからできないと決めつけるのではなく、どこまでだったら一人でできるのか、どんなサポートがあったら可能なのかなど、できるということをベースに考えることで、自分自身の可能性を広げることができます。



<2022年度の目標>

2022年度は、2つ以上の学校で職業体験を企画することを目標にしています。今後も、障害者雇用に関するインタビューを継続して皆様と関係を築き、プロジェクトを継続・拡大して参ります。そうして、港区の更なるダイバーシティ・インクルージョンを進めるプロジェクトにしたいと考えております。


 皆様、今後ともご協力よろしくお願い申し上げます!最後までお読みくださりありがとうございました。


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